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対話ハードルをやや引き下げで応じた米国 [株式]

16日の株式市場は小幅安。日経平均株価は前日比24円安の19729円で大引け。
出来高は14.3億株と低調。ドル円は110円台でやや円安の動き。
というのも、昨晩の米小売売上高が前月比+0.3%予想が+0.6%となったことを
受け110円台ハイまでドル高が進んだため。
米国の雇用統計や企業部門はまずまずながら、CPIと小売売上げがこれまで足を
引っ張っていた。その一つが持ち直したことになる。
だが、それにしてはドル円相場の反応は大したことない。まだ疑心暗鬼というこ
となのだろう。年内の利上げは無理という声も強まっている。
さて、北朝鮮絡み。まず14日のWSJに、マティス長官とティラーソン国務長官が
連名で寄稿。
「北朝鮮が誠意を持って交渉したいという意志を示す義務は北朝鮮側にある」と指
摘し、誠実さを示すとはすなわち、挑発的な脅しや核実験、ミサイル発射など武器
のテストを即時中止することだ」と強調。
さらに、15日、ティラーソンは、北朝鮮のミサイル発射計画の保留を受け、記者団
に「われわれは対話に至る道を見つけることに関心を持ち続けている」と述べた。
つまり、対話カードを示したという訳。ただし、条件としてはWSJにある通り、核
実験・ミサイルを即時中止することが前提。
ここで少し異変に気が付く。これまでは核・ミサイル実験の廃止が前提だったはず。
それが今回は中止や停止に代わっている。
ハードルが低くなっている。対話の門戸が開かれていることを示したものだろう。
これに北朝鮮がどう応じるか。いったんは停止しても、永久に封印するとは思えな
い。よって、100歩譲って対話が実現したとしてもいずれ均衡が破られるのは必至。
その前に対話が始まっても合意に至らないだろう。またティラーソンとは別に、ト
ランプが強硬策でこのまま押してくる可能性の方が高い。
ここで中国のスタンスを確認しておくと、8月11日、中国共産党機関紙「人民日報」
の姉妹版「環球時報」の社説が参考になる。
「もし北朝鮮が米国領を先制攻撃し、米国が報復に北朝鮮を武力攻撃した場合、
中国は中立を保つ。もし米国が北朝鮮を先制攻撃すれば、中国はそれを阻止する」
というもの。これは習政権のスタンスを代弁したものといっていい。これで、米国
も軽々しく先制攻撃はできないという訳。
だが、中国に言われなくても、現状ではまだ米国は先制武力攻撃はできないように
なっている。
だからこそ、戦前の日本にしたように北朝鮮を追い込んでいるわけだ。
本日、指数は小幅安ながらマザーズ指数がようやく大きく反発した。この流れを
受けて、個別株は結構上昇した。
その中で、先月取り上げた●●●●が最高値を更新してきた。この状況下での高値更
新は何よりだ。

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米国にボールを投げた北朝鮮、焦点は米韓軍事演習! [株式]


終戦の日の株式市場は大幅反発し、前日比216円高の19753円で大引け。NY市場

も三指数とも大幅高。ドル円も110円台を回復した。


ただし出来高は16.5億株と昨日より減少。まだ買い戻し主導であり、疑心暗鬼と

いうことだろう。


昨晩のNY市場は米朝の緊張がやや緩和されたこともあって急反発した。しかし、

高値は更新していない。


一つ確認しておくと、NYダウ,NASDAQ指数に加え、先週8日にSP500がようやく

目標値を達成。10日の急落はその直後だった。


本日の東京市場はこのNY市場の大幅高に加え、寄付き直前にウォールストリート

ジャーナルが


「北朝鮮がグアムへのミサイル発射計画を中止」と報じたことで、一気に買い戻し

が進行した。このもととなったのは朝鮮中央通信の記事。それによると、


「金正恩が14日に朝鮮人民軍戦略軍司令部を視察し、金洛兼戦略軍司令官からグアム

包囲射撃案の報告を受け、長い時間をかけて具体的に検討し指揮官と真剣に話し合い、

米国の行動をもう少し見守ると述べた」



というもの。ここからミサイル発射計画を中止となったようだ。ただしこの記事には

続きがある。


「我々の自制力を試し朝鮮半島周辺で危険千万な盲動を続けるようなら、すでに宣言

した通り重大な決断を下すことになる。わが党が決心さえすればいつでも実戦に突入

できるよう、常に発射体制を備えていなければならない」



としている。つまり、朝鮮半島周辺で危険千万な妄動を続ける場合は、どうなっても

知らないよという言葉を付け加えている訳だ。


当然、これは21日からの米韓軍事演習を意識したものだ。いったんグアムへのミサイ

ル発射を控えるが今度は米国の出方次第という訳。



もちろん、これで米国が軍事演習をやめるとは思えず、となると、北朝鮮はグアムへ

のミサイルはともかく何らかのアクションをおこす可能性があるということだ。


そしてこの流れと株価の動きは、まったく日曜日に配信しておいた通りの動きである。

21日~はまだ何があってもおかしくない。




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GDPが救った週明けの東京株式 [株式]

週明け14日の株式市場は下落。日経平均株価は前週末比192円安の19537円で大引
け。ザラ場安値は19486円。出来高は19.5億株。
ドル円は109円台ローからミドルへじり高の動き。
先週末のシカゴの動きから大幅安は想定内で19300円台を見ていたが、結局、
19400円台後半までだった。
これは寄付前に4-6月期のGDPが+4.0%(年率換算)と予想の2.5%を大きく上回
る数字となったため。これで売りの勢いが緩んだ。
出来高が20億近くできたのは大幅下落したためではなく、このGDPの影響だろう。
北朝鮮リスクが高まる中では、通常は様子見に徹するためだ。
本来なら16億株程度であってもおかしくなかった。つまり、それだけGDP数字に
意表を突かれたということ。
また、先週末から米朝間に新たな動きが出なかったこともあり、ドルもじり高となっ
たことも株価下落圧力が続かなかった。
こちらは米CIAポンペオ長官がFOXニュースのインタビューで、北朝鮮情勢に関し
「差し迫ってはいない」と表明したこともあるだろう。
韓国からの話として、在韓米国人に避難する動きはないことで韓国人は緊張していない、
などの情報がネットで報告されるなどしたことも、狼狽売りを避ける動きにつながった。
今後の見通しとメドは昨日配信の通りで、ここからフワフワっと戻った時は要注意であ
る。
直近の北朝鮮のグアムミサイル問題はまだ始まったばかりで、何も解決していない。

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グアム攻撃準備は米韓軍事演習対策 [株式]


10日の株式市場は続落。日経平均株価は前日比8円安の19729円で大引け。

出来高は19.7億株。


明日が休日のため本日がSQだが、その割に出来高は昨日よりも少ない。ドル

円は110円を挟んだ動き。SQ値は19825円。


昨日からの流れで、北朝鮮が相変わらず吠えている。


グアム攻撃に関して、朝鮮中央通信が、中距離弾道ミサイル4発を米領グア

ムに向けて発射する計画を8月中旬までに策定すると伝えた。


近日中というわけだ。


もしミサイルを発射された場合は、日本の島根県、広島県、高知県の上空を通

過するし、グアム沖30─40キロの海域に着弾するとしている。


こうなるともう、誰がどう見ても宣戦布告ということになる。だが、現実にすぐ

にグアム攻撃はない。


なぜならこの動きは、21日から米韓合同指揮所演習「乙支フリーダムガーディ

アン」が始まることにあわせていると思われるため。


さらに、昨日、15年12月より拘束していたカナダ人牧師を解放したことも、まだ

本気での衝突は考えていないことを示唆する。




今月はまだ緊張と緩和の繰り返しだろう。その度にマーケットは揺さぶられ、緊張

の水位が徐々に高まっていく流れ。


例えるなら、現在は3月という位置づけで、4月にあたる9月に緊張がさらに高まる

だろう。





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