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マイナス金利導入も過去二回ほど期待できない [株式]


 日銀会合を受けて先週末の株式市場は大荒れの動きとなった。

 後場が始まる直前に「マイナス金利導入を議論」との一報が流れ、17000円割
り込んでいた先物が切り返し始めた。

 後場が始まりしばらくして、マイナス金利決定との報道からさらに上昇を強め、
17600円台まで急伸。

 ところが、マイナス金利といっても三層構造となっており、現状分はそのままと
いうことが明らかになり、効果は限られるとの見方から急落し17000円割れ。

 そこから再び急上昇し始め大引けまで強気超が続いた。終値は476円高の
17518円。ザラ場高値は17638円。

 本日の後場だけで680円急上昇し、870円急落し、730円急上昇したことにな
る。この展開で出来高は膨らみ41億株に達し、売買代金も4兆円越えとなった。


 既報の通り「大規模緩和もゼロ回答もない」というのがこちらの基本スタンスで、
下げても200~500円、小出しの場合は17300~17500円としておいた。

 結果、本日の決定は過去2回と違い小出しの域を出ない。ゼロ金利といっても現
状分の付利1%はそのままで、アナウンス効果しかない。

 よって、過去2回ほどの株価上昇につながらないだろう。

 ただし、夕刻の黒田総裁の記者会見で、量、質、金利という3側面からのアプローチ
は今後拡大する余地があるとのコメントがあった。

 つまり、これで投機筋はむやみに売れなくなったことも確かだ。


 当面は18000円台回復を目指すことになるが、過去に買いの緩和ほどの
効果は得られないだろう。

 14年10月の第二次緩和の際は急伸した当日の終値から、1か月強で約10%
上昇した。これを今回に当てはめると3月SQにかけて19200円となる。

 今回は、値幅も日柄もそこまでは難しいとみる。とくにマイナス金利導入ということ
で銀行株は軟調な展開が待っていそうだ。


株式市場を直撃する明日の日銀会合 [株式]


 昨晩の米FOMCで現状維持は予想通りだったものの、今後の利上げつについ
ては特段の変更はないとのことでNY市場は大幅下落。

 東京市場は200円以上安くなる場面があったが、明日の日銀会合の期待もあっ
て続かず。結局、122円安の17041円で大引け。途中プラスとなる場面も。

 ドル円は118円台での動き。また、上海株は弱含み基調で引け前30分で大きく
売られ79ポイント安の2655で大引け。これは終値での安値更新。


 さて、明日はいよいよ日銀会合を受けて追加緩和の有無が示される。12時前後
に速報が流れれば見送り、長引けば実施と見られている。

 ただ、12月の時は長引いたため期待が高まりどんどん上昇していったが、結果
は補完措置のみで、それがわかるや急反落となって強烈な上髭を残した。

 どちらに転んでも明日も大きく動きそうである。12月と現在では金融環境が急変
したため、過去2回のような大規模追加緩和はなくてもゼロ回答もないだろう。

 それが失望に終われば株価は下落するが、このまま16000円割れということも
考えづらい。

 とりあえず、足元で人民元も原油価格も落ち着いてきている。あとはドル円にど
れだけ反応するかだが、あっても117円前後まで。

 とすると、裁定解消もほぼ出尽くしており、200~400円安がいいところだろう。


 逆に、追加緩和となれば18000円近くまであっておかしくない。騰落レシオは60
%台で下方の値幅より上表に値幅が出やすい状態にある。

 小出しの場合でも17300~17500円程度の可能性はある。


 話変わって、甘利大臣が本日辞任した。この辞任は以前に指摘しておいた通りで、
たとえ嵌められた事件でも表ざたになったら逃げきれない。

 今回の件は本人より秘書の責任大だが、まるでゴロツキそのもの。よくもこんな人
物を第一秘書としていたものだ。それもここ数年のこと。

 他にも表になっていない件がいろいろあるだろう。永田町にはこうしたゴロツキまが
いの秘書は少なからずいるが、多くの場合それは下っ端である。


 仮に、明日追加緩和がなく失望売りの最中にこの辞任の報道が流れていたら、下げ
を加速したことは間違いない。その意味では、本日の発表でよかったと言える。

 土台を固めて再起に期待したい。石原伸晃より甘利氏のほうが遥かに有能であるこ
とは衆目の一致するところだ。


上海株離れとなった新たな動き [株式]


 本日は昨日の下落を帳消しにする上昇。一時は500円を越える場面もあった。
結局、終値は前日比455円高の17163円。

 だが、投資家は疑心暗鬼で、しかも週末の日銀会合を見たいとのことから買戻
しが中心。よって、出来高は22.5億株と上昇幅の割に盛り上がらず。

 上海市場では取引開始しばらくして下げ始め、一時は100ポイント以上も安い
2638まで下落。この過程ではさすがに東京市場もダレていた。

 だがその後、徐々に上海株は持ち直し、14ポイント安の2735まで持ち直して大
引け。東京市場も上海市場の反転を映すように引けにかけて盛り返していた。

 人民元はほぼ変わらずであるから、春節前の換金売りといった時期的な要因だ
ろう。海外勢が中国売りを仕掛けているわけでもないようだ。

 それもあって、東京市場は終日大幅高圏内。売りの第一波は終了したようだが、
明後日の日銀会合が戻りを助長するか、戻りいっぱいとなるかが注目される。

 大規模追加緩和はなくともゼロ回答もないだろう。ECbドラギ総裁のように口先介
入など何かしらのアクションがあるのではないか。

 大きく変われずとも売られなければいいというスタンス。投資家も大きく上昇するに
越したことはないが、下げ止まることを見ている。

 日銀会合の前に、今晩のFOMCを受けてイエレン議長がどういうコメントを出すか。
「利上げは急がない」程度はあるのではないか。

 これでもマーケットの下支えとなる。


大幅下落を招く東京市場の根本問題 [株式]


 大幅反落。2日で1000円以上の戻りとなっていたことと、米国市場で原油安・株安
となっていたことで本日の300円安は想定済み。

 だが、終値は402円安の16708円と予想以上の下落となった。ザラ場では458円
安まであった。ここまで下げ幅が拡大したのはまたも中国。

 安く始まった上海市場が下げ止まらず、6%を超える大幅安。上海総合指数の終値
は188ポイント安の2749と安値を一気に更新してきた。

 中国人民銀行が午前中に7兆円規模の資金供給を行ったが、株式市場はほとんど
反応せず。

 上海株安は春節(2月8日)前の資金流出懸念が強まったためといわれる。上海株
は、スタート地点に戻ると見ているため安値更新は自然な流れ。

 この調子だと、2500ポイントまでは早いかもしれない。

 その場合は、日本株が代替市場として大きく影響を受ける。経済の悪影響もあるが、
グローバル投資家から上海市場のヘッジの対象市場と捉えられているためだ。

 日本に起因する問題ではないため、本来なら大騒ぎするものではない。だが、東京
市場は投資家の層が薄く買いの注文が少なすぎる。これが根本問題だ。

 本日も21.5億株しかない。GPIFの買い支えより、遥かに資金量が多い個人投資
家を呼び込む政策を実施すべきだがNISA程度で甘んじている。

 例えば、証券税率引き下げや証券損益通算と、大株主(年金)の意見としてROE
ではなく配当性向アップを要求するーーといったことなどだ。

 今は、日本株の魅力向上、ひいてはキャピタルゲインに重きが置かれている。順調
な時はいいが、今みたいなときは個人投資家は手が伸びない。


 今晩・明晩が米FOMC、そして明後日(28日)から日銀会合。こうなると、ゼロ回答
では済まなくなった。3月会合との2段構えとして何か打ち出す可能性もある。

 目先は日銀会合が焦点だが、基本スタンスとしてはこれまで通り、3月までは不安
定とみたい。安値を切る可能性も否定できない。

 値幅が出た後は相場が固まるにはそれなりに時間がかかる。今はまだ落ち着き所
を試している最中だ。


甘利大臣を辞任に追い込んでも野党の支持は増えず


 株式市場は予定通り続伸、17000円台を回復した。もうすぐ1月も終わろうかと
いう段階となって、今年初めての連騰だ。

 海外市場での原油高、NY株高を好感したものだが、先週のECB理事会でドラギ
総裁が次回の会合で追加緩和を示唆したためだ。

 これでしばらくは、投機筋もなりふり構わず空売りを仕掛けることはできなくなった。
あと今週のFOMCと日銀会合の結果待ち。

 特に、東京市場は追加緩和期待がかなり聞かれるようになったが、ドル円が110
円台後半で推移している中で、はたしえ打ち出してくるのか。

 話は変わるが、永田町が騒がしくなっている。週刊文春が甘利大臣のわいろ疑惑
を報じたためだ。結論的には、甘利大臣が嵌められたことは間違いない。

 だが、一方で狙いが定かでない。

 仮に、野党陣営の誰かであれば昨年夏に仕掛けたはず。安保法案を潰すには、
絶好のれネタとなるからだ。

 また、反TPP陣営と考えても、やはり昨年合意前にリークしたはず。

 とすると、安倍政権にダメージを与える目的には変わりないが、意外と身内にいる
のかもしれない。

 派閥の後ろ盾がない甘利大臣の厚遇に不満を持つ連中は少なくない。

 あるいは、霞が関官僚グループの可能性はないのか。安倍政権に煮え湯を飲まさ
れ続けているためだ。

 だが、問題となっているのは14年当時のことでもあり、昨年の安倍政権の対立の
前だ。

 当時から用意周到に証拠を揃えるなど犯罪めいたことをするとも考えにくい。とする
と、個人的な恨みの線だろうか。


 ともあれ、もう甘利氏がいくら弁明しても辞任は避けられないだろう。後は、安倍政権
にどれだけのダメージがあるかだ。

 今の野党の動きを見ていると、「対案もなく何でも反対」というイメージが出来上がっ
ており、これでは無党派の支持は得られない。

 安倍政権に大きなダメージはないだろう。

 マーケットにおいてはプラス材料ではないが、足元は追加緩和に焦点が移っている。
また、投資家は中国経済や原油価格のほうに、より関心が高い。

 


怒涛の売り仕掛けを招いた柴崎首相秘書官 [株式]


 大幅続落。NYダウは大幅安だったが、この分は昨日の下落で織り込んでいた
ことでシカゴでは大証比35円高で終わっていた。

 これを受け東京市場はプラスで始まった。しばらくもたついていたが、首相側近


「日銀、追加緩和の条件満たす」

とWSJが報じたことで上昇基調を強め、318円高医16734円まで上昇。

 おそらくこれはまだ買戻し中心で、一息入り始めるやファンドの継続売りと、それ
に上乗せする形で投機筋が売り始めダレはじめた。

 この時はまだマイナスとなると考えていた関係者はほとんどいなかった。だが、
後場に入り、柴崎首相補佐官が

「追加緩和の判断するにはまだ早い あまり乱発すべきでない」

とのコメントをマスコミが一斉に報道。これで何とか頑張っていた株式市場が総崩
れとなった。彼が本日大幅安の戦犯だ。

 市場が日銀の出方に敏感になっている時に、何の権限もない人間が不用意な意
見を吐いたことで招いた急落といえる。

 ザラ場高値から安値まで700円の直滑降である。

 以前、17000円を割り込むと口先介入や、追加緩和期待が出るだろう。だが、
2日で1000円下落するから16000円までの下落も否定できないと指摘した。

 図らずも昨日今日で1000円を越える下落となり、16017円まで下落してきた。
良くも悪くも口先介入が出始めたことは見立て通りだった。


 さて、本日はようやく出来高が30億株に膨らんだ。これまでいいところまで下
落しててももう一つの感があったのはこの出来高の少なさだった。

 30億株以上か、少なくとも20億ドル台後半というのが目安と見てきたものが、
ここでようやくという感じだ。

 昨晩、原油価格は26.19ドルまで下落したことで、まだ25ドル台には入っていな
いが、とりあえずの目標値に迫った。ここから一度反転しもおかしくない。

 日柄も本日は108日の煩悩サイクルが到来。1日ずれは十分許容範囲。

 価格面は続落の場合、逆Nの15900円台と15701円までの窓埋めがポイントと
なる。逆Nと窓埋めだ。


窓埋め完了、値幅は08年1月相場に並ぶ [株式]


 大幅反落。日経平均は前日比632円安の16416円で大引け。上海市場は3000
ポイントを割り込んだものの1%安、ドル円も116円台に入った程度。

 昨晩のNY市場も27ドル高の16016ドルと、本来600円も下げる理由はない。

 一応、下げの根拠といわれたのが時間外での原油価格が27ドルまで下げたこと
が嫌気されたという。だが、これもせいぜい200円分がいいところだろう。

 理由は別のところにある。

 昼過ぎに甘利大臣のわいろ授受が明日の週刊文春で掲載されるとネットニュース
で流れた。どうもこれが効いた。

 周知の通り、甘利大臣はTPP合意の立役者でアベノミクスの中核メンバーの一人。
彼が失脚すれば経済運営がうまくいかないという連想だ。

 ただでさえ、中国経済の失速が騒がれる状況にある局面だけに、ここでの経済担
当相の交代、さらには安倍政権への責任追及となると市場は看過できない。

 もちろん、この前にファンドの売りが切れないという背景はある。上記はこの実弾
売りに投機筋が売りを乗せる材料である。

 さらに、本日の出来高は25億株と少し増えたが、大幅下落の割に出来高は少な
い。板が薄すぎる。つまり、外人の叩き売りではなく、力なく値を消している感じだ。

 配当利回りの低さが日本株の最大のネックだ。先進国で2%に達しないのは日本
だけだ。 


 ともあれ、昨日の指摘は早かった。しばし戻った後にもう一度の下落と見たが、そ
の戻りがなかった。出来高の薄さは何度も指摘してきたがもっと重視すべきだった。

 本日の下落で、14年10月31日の高値16533円からの窓を一気に埋めてきたこ
とになる。TOPIXも埋めた。


 10月31日は追加緩和第二弾が打ち出された日。その日の終値は16413円と、
本日とほぼ同じ。ただ、これは打ち出した後だから、前日と比較しないと意味はない。

 30日の終値は15658円。ここまで下がって追加緩和の効果がすべて剥げ落ちた
といえる。

 テクニカル面は08年12月~1月の動きを彷彿させる。当時の下落幅はザラ場比
で、3535円に対し今回が3625円。値幅はほとんど匹敵してきた。

 日柄は前回が27日に対して、今回が33日。昨年8月高値から17000円割れの
9月安値までも33日だった。

 目先は引っ張っても週末の明後日までだろう。計算上は15900円があるが、
16000円を試すようだと、ここでは30億株近くできるだろう。

 28・29日の日銀会合に向けた期待や政府の口先介入もここからは出始め、そ
れに反応し始める。

 ただ、大局的には終値で9月安値を割り込み波動転換したことは留意すべき事
象といえる。


ふらつきながら、ようやく本年2回目の上昇 [株式]


 ようやく反発、17000円台を回復した。終値は前日比92円高の17048円。ザラ
場では100円以上安い場面があった。

 本日は昨晩NY市場が休みだったことで、上海市場を見ながらの動きだったが、
日本株のほうが一段低いレベルでの連動。

 日本時間が大引けとなる上海時間の14時では2990ポイントと2.7%していた。
上海の引け値は93ポイント高(3.2%高)の3007ポイントと、大台を回復。

 これに対し、日経平均は0.55%高と、日本のほうが反応は悪い。そえだけ売りに
押されている、というか買い物が入らない。

 先物の板を見てもスカスカもいいところで、少しのプログラム売買が入っただけで、
上下数十円も値段が飛んでしまるありさまだ。

 出来高は21.7億株と相変わらず少ない。本来なら17000円割れのレベルを考え
れば25億株はあってしかるべき。

 昨日などは30億株近くで亀背とおかしい。だが現実はそれを遥かに下回っている
ということは、今のレベルが魅力あるか疑いの目で見られているということだ。


 それはそれとして、本日の上昇は今年ようやく2回目。11日取引日のうちの2回だ。
日銀のEtf買いは本日を入れて早くも7回に達している。

 それも、なんとかドル円も落ち着いてきた感があり、しばらく反発局面に入りそうで
ある。これが、数日の反発で終わるか数週間の反騰につながるかはちょっと微妙。

 いずれにしても、その後にもう一度下を試す局面があるだろう。とりあえずは、
戻りのメドとして17500~17700円あたりを見ておきたい。

 本日午前中に発表された中国第四半期のGDPは、前年同期比6.8%と7%を割
り込んだが、これはほぼ予想通り。

 通年では6.9%と計ったような数字。マーケットが年初から大きく下落していただけ
に、特段の反応はなし。


 また、昨年の訪日客が1974万人となったと発表。2000万人に少し届かないとの
見立て通り。

 このうち中国人が4分の1を超える499万人でトップ。第2位は400万人の韓国人だ。
それぞれ107%増、45%増である。

 人数伸び率とも中国が断トツで、韓国を一気に抜き去った形となった。

 中国人の伸びは爆買い報道の印象通りだが、韓国人の数字はちょっと意外だった。

 ちなみに、第3位は台湾の367万(30%増)、第4位は香港の152万(64%増)
となっている。

 昨年全体は47%の伸びとなったが、今年は10%も伸びないのではないか。

 


東京・上海市場はザラ場で昨年9月の安値割れ [株式]


 週明けの東京市場は17000円を割り込んで始まり、一時480円安まで下落。
その後、上海市場が切り返したこともあって安値から200円以上戻った。

 終値は先週末比191円安の16995円。終値は昨年9月の安値16901円を何
とか維持したが、ザラ場安値は16665円と昨年9月の安値を下回った。

 16533円までの窓埋めとなるか注目していたが、さすがに本日だけではそこま
では下落せず。

 騰落レシオも60%を割った状態で、これで3回目。日足も下髭を付けてきたこと
から明日以降戻ってもおかしくない。

 ただ、本日の出来高は22億株ととてもセーリングクライマックスの状況には程遠
い。もちろん、それなくして底打ちすることもある。

 後はファンドの売りがどこで切れるかだけ。買い方の勢いは弱いため先週のよう
に実弾売りを浴びせられると、プログラムの売りが加わるため戻るに戻れない。

 決め打ちは難しいので日々見ていくしかない。

 上海市場も寄り安の後、何とかぷらすで引けたが、こちらもザラ場で昨年9月の
安値を下回った。

 今晩のNY市場は休場。よって明日は上海市場の動きと為替の動きを横睨みし
ながらとなる。

 昨日、本日は中押し買いとして、窓埋めないしその手前もありとしておいたが、
結果、功を奏すこととなった。しばらくホールド。


 


今年は主力株より知名度が低い株の出番 [株式]


 少なくとも2~3日の戻りはあり、安値トライとなってもその後と見ていた。だが、
NYダウの大幅下落もあり朝から売り意欲強く、一時17000円割れ。

 2時過ぎから買い戻しが入り下髭を付けたが、出来高は26億株と物足りない。

 朝方こそ上海株は安く始まったが、徐々に切り返し始め後場にはプラス圏へ。
大引けは58ポイント高の3007ポイントと、一日で3000ポイントを回復。

 ドル円も117円台での動きが続いた。つまり、本日、上海株もドル円からも700
円も下げる必然性はない。だが現実はズルズル下落した。

 つまり、どうしても売らざるを得ないファンドの売りが実行されているということ
だ。これが切れないと戻りは続かない。

 昨日の逆向線は、下落初期なら騙しの化け線となることが往々にしてあるが、
この段階での化け線はレアケースだ。それだけ実弾売りが強いことの裏返しだ。

 足元は昨年9月末の16901円に対し、本日の安値が16944円と二番底となっ
ておかしくない。

 ドル円から見た妥当値は117円で17400円で、すでに逆ザヤ入りしている。

 本日上昇した上海株は9月の安値が2850ポイントに対し、本日の安値(いず
れもザラ場)が2874ポイントと何とか維持した。

 NYダウは安値までまだ800ドル近くあるが、SP500はわずか20ポイントま
で接近している。今晩NYダウもさることながらこちらに要注目。

 総じて、NY市場のチャートは良くない。足元で反発に向かっても、少し先のこ
とを考えると心許ない。NYダウでは14000ドル前後も意識せざるを得ない。

 ともあれ、2~3月までは乱高下としても、足元の状況は売られすぎ。騰落レ
シオは63ポイントと超低水準。

 そして、本日も黒田総裁は第二地銀協会の賀詞交歓会で、「年初来、金融市
場がやや騒がしくなっているが注視する」と述べた。

 黒田総裁の11月からの一連の言動を無視すべきではない。1月28・29日の
日銀会合に向け徐々に思惑が出始めよう。

 指数を見ていると、ぼろぼろのように映るが個別株をフォローしていると結構
頑張っている。

 今年は主力株や指数は冴えなくても、個別株はかなり頑張るのではないか。
別の言い方をすれば、有名企業より知名度が低い株が活躍しそうだ。

 年明け以降の動きはまさにそれを彷彿させる。

 この地合いの中、昨日メルマガで紹介したものも逆行高である。


想定通りの急反発だが、3月までは油断ならず [株式]


 株式市場は予定通りの反発。前日比496円高の17715円と大きく戻したが、
本日のところは昨日下げた分の行って来い。

 しかも、出来高は21億株とほぼ見送り商状で、買戻しの域を出ていない。いか
に外人以外の買い手がいないかということだ。

 個人投資家を呼び込むには今のNISAでは話にならない。

 ともあれ、今年に入って7営業日にして初めての値上がり日となった。主力株
から新興市場まで幅広く上昇。足型も逆無回線となり底打ちのシグナル。

 ちなみにこの足型は下髭線や十字線より強いサインと見ている。しばらく、戻り
相場の流れ。

 ただし、上海株が引けにかけて大きく崩れ、3000ポイント割り込むなど懸念が
消えたわけではない。

 おそらく、中期的に上海株の下落基調は続き、2400~2500ポイント辺りを見
ておく必要がある。

 これは人民元安の動きと軌を一にしている。中国市場からの資本逃避で輸出産
業を支えたい政府もこれを容認している。急激な元安を許容しないだけだ。

 以前に、長らく固定ていた1ドル6.8元を意識していると思われる。

 ドル円は118円台まで買い戻された。だがドル円のチャートは三尊天井を形成
した感があり、日銀が動かなければ中期的には115円どころか110円もある。

 足元ではしばらく戻っても、日柄面からまだ2月、3月までは油断ならない。

 裁定残もまだ2兆5千億円ほどあり、解消予備軍はあと1兆円ほどある。これ
にリスクオフの実弾売りが加わると、あっという間に2000円幅の下落となる。

 ともあれ、とりあえずどこまで戻れるかに注目。少なくとも、18000円台を回
復する展開だろう。当面の目標は18100~18500円。


09年以降、3回目の60割れとなった騰落レシオ [株式]


 6連続安。今年に入ってまだ上昇した日がない。もちろんこれは戦後初めてのケ
ース。昨年末比では本日まで6日間で1800円も下落するという下落スピード。

 「申年は騒ぐ」といわれなくても、すでに今年の動きを暗示しているようだ。


 本日は上海市場はほぼ横ばいで、ドル円もやや円高に振れた程度。先週末こそ
200ドル突かく下げたNY株も昨晩は50ドル高と切り返していた。

 つまり、日本株が大幅下落する言われはない。だが現実に500円近く下落した。
それは以前にも指摘した通り、買いの薄さ、これは配当利回りの低さに行きつく。

 成長性が見込めないなら配当ぐらい魅力がなくては、リスクを取って株式投資
する意欲はわかない。もう平均配当利回り2%は必須の時代となった。

 さらに、本日のように一定の速度で下げる場合はファンドの売りの場合が多い。
平準化して売ってくるわけだ。オイルマネーとの噂もあるが、これは定かではない。

 それも、何とか頑張っていた新興市場が大きく崩れたことでセーリングクライ
マックスの様相となった。

 目先は、下げの日柄も延びて本日まで、というこれまでの見立てに変更はない。
昨秋の安値16900円も視野に入ってきたが、一度切り返すだろう。

 いくつか理由があるが、最大は日柄。これもいろいろ言葉にしづらく書ききれな
い。

 テクニカル指標の騰落レシオからもわかる。本日、57.8%まで低下したが、70%
以下は売られすぎの中で60ポイントを割り込むのは1年に一度あるかないか。

 リーマンショック後にボトムを付けて以降では、09年11月27日、12年6月5日、
の2回しかない。いずれも翌日からV字回復となった。

 だが、07年~09年に至る下げ過程では08年1月と10月に何度か示現しているが、
この時は翌日反発してもすぐに売られ直して安値更新という動きとなった。

 ただ現在は、まだ当時ほど外部環境は悪化していない。少なくとも、数日の反発
はあってしかるべき。

 個別株ではまたもグリーンペプタがストップ高。がん関連は今年の注目テーマだ。


上海市場の売買停止で大幅安も反転近し [株式]


 NYダウの大幅安を受けて軟調で始まったが、寄り付きしばらくは何とか踏ん張っ
ていた。

 それが10時過ぎにドル安が進行するや一気に値が崩れ始め、上海市場が大幅
安で始まると抵抗できずに急落。

 ほどなく上海株が7%ルールで売買停止に追い込まれると、あとは大発会と同じ
展開。

 本来、東京市場だけなら400円安となる必要はない。だが、上海市場が閉鎖され
たことで、その代替市場として東京市場でヘッジ売りが相次ぎ大幅安となる。

 結局、前日比423円安の17762円で大引け。出来高は23億7千万株と少し増え
た。


 本日は上海株の閉鎖がすべて。明日も上海市場次第の面がある。人民元も朝方
は安かったが介入があり続かなかった。

 中国当局としても元安に誘導しようとしているが、混乱は避けたいということだ。お
そらく明日の上海市場も売り抑制、買い強制などテコ入れを図るのではないか。

 本日の下げでテクニカル面で売られすぎの指標が出てきた。代表的なものが、
騰落レシオだが、70ポイントを割り込み68ポイント台まで低下。

 日柄では明日まで(延びて週明けまで)で来週は反発すると見るが、数日戻してさ
らに売られ直すこともある。

 ちなみに、本日で年初以来4日連続安だが95年以来21年ぶりのことで、その際
は5日目と6日目は反発となったが、そこから再び大きく下落した。

 同じ4日連続安でも下落幅は全く違うため同列には論じられないが、意識しておい
て損はない。というのも、本日ドル円が118円を割り込んできたことがある。

 118円のサポートラインを維持する限り、そう心配することはないと見ていたが、割
り込んだことで115円台も意識せざるを得なくなった。

 必ずそこまで円高となるとはいえないが、チャートからはあってもおかしくない。それ
で反発の後のダメ押しの可能性を見るわけだ。

 指数は連日大幅安となっているが、それほどの悲壮感はかじられない。というのも、
マザーズ、ジャスダック市場が健闘しているからだ。

 12月に損切りの売りが相次いだことで前倒しで売り込まれた高価なのだろう。本日
も、LINE株の上場思惑で関連株が軒並みストップ高となった。

 昨日の急騰に続き、本日グリーンペプタはストップ高。昨秋配信分で取り上げてお
いた株だ。臨床内容が良好なのはわかっていたが、予想より早く動いて何よりだ。



揺さぶられるマーケット [株式]


 続落。月曜日の大発会以降、本日まで3連続安。これは95年以来21年ぶり
だそうだ。昨年末比では3日で1000円下落したことになる(ザラ場比)。

 寄付き直後こそ高かったが、そこから売りに押されてマイナスとなっていたとこ
ろに、北朝鮮の水爆実験の報道。これで一時は300円を越える急落となった。


 上海株の売買停止、サウジとイランの国交停止、そして本日の北朝鮮の核実
験報道。年初から市場が揺さぶられている。

 リスクオフが強まり外為市場でも1ドル118円台に入ってきた。12月27日配信
分で、

「1月相場は油断ならない。ドル円相場が120円割れもあるとにらんでいる。そう
なると、大納会に向けて戻っても再びUターンとならざるを得ない。18000円台
前半は想定に入れておきたい」

 としておいたが、まったく想定通りの展開である。

 そして、一昨日には下値メドとして18100円辺り(ザラ場)としておいたが、本日
は終値が18191円、ザラ場では18064円と下値メドに到達。

 ただし、本日の出来高は何と20億株台とほとんど増えず。セーリングクライマッ
クスという感じにはならなかった。

 それでも、ここからの下は打診買いを入れてみたい。というのも、日柄的に来週
は反発すると睨んでいるため。あっても週明けまでと見ている。

 ただ、その反発が本格反騰につながるかまではちょっと読めない。反発で終わり
再びダレて17000円台前半まで下げる可能性もないわけではない。

 

 次回日銀会合は、今月28・29日に予定されている。昨日も黒田総裁は連合の
新年交歓会で、2%実現に向けてあらゆる対応を取る用意がある、と発言。

 日本を代表するあらゆる場所で繰り返し発言していることから当然本気である。

 仮に、反発力が鈍くダラダラ下げたとしても、日銀会合前の下旬には日銀の
追加緩和期待が出始める。




主力株より枝葉が活発に動く年 [株式]


 大発会での大幅安を受けた本日の相場は、NY株が300ドル近い下げとなっ
たもののその分は織り込み済みで、連続の大幅安は逃れた。

 何といっても、昨日売買停止に追い込まれた上海株が落ち着いたことが大き
い。日本以上に管制相場だけに2日連続の大波乱は、責任問題に発展する。

 よって、売り抑制するなどして何としてでも落ち着かせたのだろう。だが、人民
元安トレンドが終わったわけではない。

 おそらく、リーマンショックまで長期間固定していたの1ドル6.8元を意識してい
るだろう。現在が6.6元台であるから、しばらく元安は続きそうだ。


 さて、株式市場だが今年は波乱含みとなりそう。大発会の動きはその年を暗示
することも少なくない。

 個別株で笛吹き株(ストップ高)が、その年に活躍するとも言われる。その意味
では昨日大幅高となったドローン関連株は注目し続けて損はないだろう。

 フィンテック関連もしかりだ。さらに、昨日・本日と調整しているが、アイサン、ア
ートスパークなどの自動運転関連株も引き続き注目されよう。

 今年からマイナンバーが始まったが、当然詐欺事件が賑わすだろうから、その
際にはネットセキュリティーが注目を集めることは容易に想像できる。

 


急落で始まった2016年相場 [株式]


 2016年の大発会は波乱のスタートとなった。先月中旬以降、1月相場は慎重
スタンスと何度か指摘しておいた。

 昨日も、株価18000円割れ、ドル円が115円近くまでの円高へ何時向かっても
おかしくない、とも言及しておいた。よって、この下げは全く驚くに当たらない。

 前場で、サウジのイランとの国交断絶報道と、12月の中国製造業PMIが予想を
下回る48.2ポイントとなり、10か月連続で50を割り込んできたと報じられ嫌気。

 後場に入ると、上海市場が7%下落となりサーキットブレーカーが発動され売買
停止となったことで、リスクオフの株安・円高が進行。

 東京市場は一時600円円を越える下落となり、終値も戻しきれずに582円安の
18450円で大引け。

 だが、これだけの下落にもかかわらず出来高は19億株台と低調だ。押し目買い
意欲が全く見えない。おそらく買い方は年金だけではないか。

 個人の投資意欲はもう一つ盛り上がらない。

 先物主導で高速取引を交え売られた形だが、本来はここまで下落することもない。
詰まる所、買いの板が薄すぎることに尽きる。

 個人の豊富な資金が株式市場に向かわないのは、成長性が見込めないことは
片面で、もう片面は配当利回りがが少なすぎるためだ。

 平均で2%に満たない状況では、リスクを負ってまで投資したくないということだ。

 本来はアベノミクス効果で企業が稼いだ資金は設備投資か、賃上げか、配当に
回すべきなのだが、これらはスズメの涙で、多くを内部留保に積み上げている。

 これではカネが回らず、経済も株価も失速するのは当然だ。


 話が逸れたが、これまで指摘しておいた目安は18000円前半。そのレンジに片
足入ってきた。

 日経平均は12月15日の18562円を割り込んできたが、TOPIXは1502に対し、
本日が1509とかろうじて踏みとどまった。日経平均の下値目安は18100円辺り。

 また、今週はSQ週でもあることから、一時的に18000円を割り込む可能性も否
定できない。ただし、この場合は突っ込み買いの好機ととらえたい。

 日柄的にも今週末まで調整すれば来週は反発しやすくなる。ここから下げればさ
げるほどいい。

 すでに、先月下旬には、ポジションを軽くしておくよう何度となく指摘しておいた。
それ功を奏し早くも出番が回ってきた形である。